繁忙期です！ | 横浜の不動産はセンチュリー21マイホーム

基本

繁忙期です！

今回もブログを担当させていただきます、総務課の小川です。よろしくお願いいたします。
前回更新から1週間空いてしまいました。

お陰様でこの1週間で多くのご契約をいただき、私もフル回転で契約書や重要事項説明書を作成、読み合わせを行っておりました。
広告に掲載している物件も、ご成約となり掲載を止める数がとても多く、「ほんと繁忙期だなぁ」と実感している今日この頃です。

この時期は、新着物件もかなり早い段階で終わってしまいます。
好条件が揃った物件は（大げさでなく）すぐ終わってしまい、タッチの差で買えなかった、というお客様もよく目にします。
お客様にとって「条件の良い物件」は、大概、他の方にとっても条件の良い物件になります。

こういうことをいうと「急かすために大げさに言ってるんでしょ」とよく思われてしまいます。
そこでそう思われる方に、ちょっと考えていただきたいことがあります。

例えば小学校の学区限定で物件をお探しの場合。
その時「その小学校の学区内で物件探しをしているご家庭はお客様だけ」という状況がありうるでしょうか。

横浜市内であれば、令和2年度の市内の児童数が18万弱で学校数が分校含め340校。(市HP「市立学校現況」参照）
平均で1つの小学校に530人の児童数がいれば、世帯数も300～400はあるでしょうか。

育ちざかりのお子様がいらっしゃるご家庭が400もあれば、「今の家も手狭になってきたなぁ」とお感じになる方はまず複数、それも二桁はいらっしゃるのではないかと思います。
その中で賃貸に流れる方もいらっしゃるでしょうが、まぁつまり確実にライバルは存在します。

特に小学校の学区限定の場合、「物件そのものがない」というタイミングもあります。その中で、「突然好条件の揃った物件が出た」となれば、これは取り合いになる公算が大きいことはご想像がつくでしょう。

ただ、お客様のほうからするとそんな現状はご存知ありませんので、初めてお会いしたお客様は大抵こうおっしゃいます。
「急いで探してないから」「良い物件があれば（そこから本気で考えます）」などなど。

「急かされて高額な不動産を買いたくない」というのは当然の感情だと思います。
また「圧のあるセールス」は正直、私も嫌いです（笑）。

とは言え。
不動産仲介の営業をしていると、せっかくお客様のご希望に叶う物件があるのに、始動が遅くて他の方に取られた、ということをよく経験します。
一度逃すとその幻影にとらわれて、精神的になかなか次の物件探しに移行できないお客様も結構いらっしゃいます。

なので、私が営業をしていた時は、お客様にこうご説明していました。

物件はゆっくり探されて構いません。
ただ、お客様のおっしゃる「良い物件」が見つかったら、そこからは急ぐ必要がありますよ。
とは言え、急にギアチェンジはできませんから、あれこれ準備はしておいたほうが良いと思います。

ここでいう準備とは、心の準備もありますが、住宅ローンの事前審査や資金計画なども含みます。
「購入した場合、その後はどうなるのか」を事前にシミュレートしておけば、買う買わないの判断はとてもしやすくなります。
「新着で良い物件が出た！」という時に、そこから「これなら良いかなぁ、まず資料だけもらおう」と始動する方と、なんとなくでも事前準備をしていた方とでは、スタートラインは同じに見えてもそこからのダッシュ力が全然違います。

ご相談や事前審査等はお金も掛かりませんので、そこまで本気でご検討をされていなくても、一度やってみることをオススメいたします。
お借入の限度額やお客様の金利優遇幅など、それをやって初めてわかることも多く、そういった情報は前もって把握しているに越したことはありません。

「そういうのは本気になってから」では手遅れになることが本当に多いんですよね。

この1週間でご成約いただいた方の多くは、やはりある程度は事前に準備をされていた方達でした。
とはいえ、短距離走のスタートダッシュのように精神集中して構えていた訳ではなく、資金計画やどこの銀行が一番良いかご相談いただいた、という程度のことです。
それだけでも全然違いますので、「まだネットで物件情報を見てるだけ」「資料集めの段階」という方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
それでは長々と失礼いたしました。