【FPコラム】夫婦連生団信って?メリットとその注意点(その2 保険との比較編) | 横浜の不動産はセンチュリー21マイホーム
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【FPコラム】夫婦連生団信って?メリットとその注意点(その2 保険との比較編)
夫婦連生団信って?メリットとその注意点(その2 保険との比較編)
夫婦で住宅ローンを組んで、万一、夫婦のどちらかが亡くなったりした時に住宅ローンが残された側の分も完済される仕組みの連生団信。
そのメリットとデメリットは?
その1では一時所得となる可能性があることについて綴ってみましたが、今回は保険との比較編です。
メリットは、まさにその目的である、万が一の時の安心。
デメリットはその分、金利が上乗せされること。
金利への上乗せ幅は金融機関により差はありますが、0.1~0.18%くらいが多いですね。
0.1%のところが良いね!とは単純にならないのが、そもそもの適用金利の差がある場合、0.18%上乗せの方が仕上がりの金利が安いこともあるため。
では仮に、3000万円を1/2ずつでローンを組む場合のケーススタディをみてみましょう。
金利は0.475%に0.18%上乗せの0.655%、返済期間は35年とします。
通常の団信であれば月々返済は
77,545円
連生団信の場合の月々返済は
79,948円
差額は月々
2,383円
これを高いとみるか、安いとみるかがポイント。
死亡時に保険期間満了まで保険金を受け取れる収入保障保険の保険料と比較してみると
たとえば、夫婦ともに30歳、それぞれが互いに5万円を受け取れる設定の場合の毎月の保険料の一例が
男性 1,790円
女性 1,300円
合計 3,090円となります。
収入保障保険が受取が5万円単位となっていることが多いので、あくまでも参考ですが、月々7万7545円の保険金を受け取るのに対応する保険料は2,396円となります。
30歳でみて、金利の上乗せ幅による月々の増額分と、保険で同じような保証を付けた場合でほぼトントン。
加入時の年齢が高くなるにつれ、保険料は高くなっていきますので、もし連生団信をお考えの場合、金利に上乗せでいくのか、別の保険でカバーするのかは比較しておきたいところ。
収入保障保険の場合、万が一の場合の保障が、〇〇歳まで月々10万円、というように、キリの良い金額での保証が多いので、住宅ローンの支払い+生活費の足しになる分くらいの保障額で保険を掛けてみるのも良いかもしれませんね。
保険は途中でやめることもできることを考えると、多少の損得の差であれば、収入保障保険、という選択肢も十分にありですね!
いつ、どのくらいの保障額が必要そうか、ライフプランの作成もしておりますのでお気軽にご相談下さい。
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