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    iDeco、もう始めた?

    老後の資金大丈夫かな・・・
    サラリーマンにしても、自営業、フリーランスの人にとっても老後の資金は公的な年金だけでは足りないかも・・という不安はあるもの。
    その不足分をどう補うかというときに考えられる選択肢の一つが確定拠出年金です。
    確定拠出年金を会社でやる場合と、個人でやる場合があって、その個人でやる場合がiDecoという愛称で呼ばれています。

    確定拠出年金って?
    確定拠出年金の大まかなイメージとしては、毎月、引き落としで積立をしたものを自分で選んだ投資信託で運用して、老後に年金として、あるいは一括で受け取るというもの。
    (月々払いの他、年払いという選択肢もあります)
    投資、というと元本割れのリスクがあるだったり、自分は絶対に手を出さないという人もおられるかもしません。
    でも、どの商品で運用するかというラインナップに元本保証のある定期預金を選ぶことも出来るんです。
    注意点としては、老後資金のためのものなので、積み立てたものを途中で引き出して、ということは出来ないので、いつでも使える預貯金はある程度は別に確保しておきましょう。

    確定拠出年金の魅力とは
    この確定拠出年金の大きな魅力は、拠出できる限度額内であれば全額が小規模企業共済等掛金控除という、所得控除として認められるという点です。
    たとえば、所得税と住民税があわせて課税所得に対して税率が約30%の人が、毎月1万円、年間で12万円を拠出した場合、課税所得が12万円控除される(下がる)ので、12万円×30%=3万6000円の節税になります。(所得税は還付され、住民税は翌年の税額が減額されます。
    個人年金保険と比較すると、個人年金保険は途中解約も一般的には可能ですが、所得控除として認められる金額は最大で4万円(新契約というものに該当する場合。旧契約の場合は最大で5万円)。
    年間で12万円、保険料を払った場合、控除4万円の約30%で1万2000円が節税となります。
    ただ、個人年金保険も、加入時期によっては結構良い率での運用がされているので、そういう場合は継続した方が良い場合もありますよ♪

    普通に定期預金をしていても、ほぼ利息は期待できない今の時代、12万円積み立てて、税金が3万6000円安くなるっていうと、大きいですよね。
    すぐ下ろすことはできないですが、将来のために積立はどちらにしても必要であれば、この制度、使わない手はありません。

    また、私自身もそうですが、投資信託というものを初めて実際にやったのがこのiDecoから。
    良くも悪くも、途中で下ろせないので、長期の分散投資に非常に適したものと今は実感しています。
    時には評価額が下がっったり、時には上がったり、というのを実感しながら、でもベースとして大きく節税になっているということと、物価や貨幣価値の変動に対してのリスクヘッジになっているとも考えられます。

    会社員の方は、会社で確定拠出年金やっているかどうか、確定給付年金をやっているかどうかで拠出限度額などの取り扱いが変わってきますので、会社の経理、総務の方に聞いてみて下さい。

    ※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。



     



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